(译文:赤月)

双鱼座物语   朗读:森久保祥太郎

  双鱼座是2月21日至3月20日出生的人的生辰星座。它即是黄道十二星座之一,而且春分点也在双鱼座内。但是双鱼座里没有明亮的星星,最亮的也是三等星,整体上暗淡的星座,比较难找。在日本,秋天能够看到双鱼座。有兴趣的的人请抬头抑望星空,如果能找到飞马座,在它的附近有一个排列成“く”字的星群,就能找到双鱼座了。那么我们来讲讲有关双座座的故事吧。

  大家都认为双鱼座来自美索不达米亚文明时期,但是没有留下确切的神话。可是不管是来自哪里的说法,双鱼座的形状都是以两条用绳子连在一起的鱼的样子流传下来的。在双鱼座传说中最有名的是在美索不达米亚之后,到了希腊神话的时期。那么在这里我们开始讲述这个故事吧。

  一天,天气格外晴朗,众神们从奥林匹斯的宫殿中走出来,在尼罗河岸上举行宴会。太阳和音乐之神阿波罗弹起了竖琴,音乐女神缪斯(缪斯是9位音乐女神的总称)偏偏起舞,宴会分外的热闹。可是那里突然吹起了微暖的风,听到可怕的嚎叫声。发出那个声音的正是怪物提丰。提丰是宙斯的祖母大地女神盖亚所生的最强的怪物。盖亚很多可爱的儿子都被宙斯杀死了,为了报仇盖亚制造了提丰。提丰的身体大来顶天,拥有一双可以遮挡太阳的巨大翅膀,蟒蛇的脚,从肩上长来一百条蛇,一百张丑陋的脸,而且从锐利的眼中喷出火燃,从口中吐下燃烧的岩石。

被这样的怪物袭击,就算是神也不能轻易解决。大家都争先恐后地逃跑了。大神宙斯变成了鸟,赫拉变成了雌牛逃走了。另外,阿波罗变成了乌鸦,裘林梭斯变成了山羊,阿尔忒弥斯变成了猫,阿瑞斯变成了野猪,都各自变身。据说爱与美的女神阿佛洛狄忒和她的儿子爱洛斯变身为鱼,跳进河中逃走了。那时,二个人为了不被冲散,将两条尾巴用丝带紧紧地系在了一起。宙斯感觉这个样子太有意思了,后来将它升上了天空变成了星座,就是传说的双鱼座。

  接下来宙斯虽然一度从提丰手中逃走,变成神又返了回来,与怪物战斗。这次宙斯与提丰的激烈战斗起大地震地,大海卷起惊涛骇浪。最后在宙斯的强攻下赶走了提丰。提丰一直逃到西西里岛。宙斯举起巨山瞄准提丰向他扔了过去,提丰被压在了山底下。由此变有了西西里岛的埃特纳火山。传说埃特纳火山时不时就会喷火,是因为提丰在山下大肆乱闹。

  话说回来,再一次想想双鱼座的形状,变身成两条鱼,尾巴相连在一起努力地不分离的女神阿佛洛狄忒和她的儿子爱洛斯。这个孩子还有一个名字叫丘比特。美之女神与爱之丘比特,这样的两个人用丝带牢牢地系在一起,是不是很浪漫啊。也许双鱼座的人也很浪漫吧。

  以上就是双鱼座的故事。

(原文)

うお座の物語   朗読:森久保祥太郎

 魚座は二月二十一日から三月二十日生まれた人の誕生星座になっています。黄道十二星座の一つで、春分点(しゅんぶんてん)が存在しています。しかし、魚座には明るい星がありません。一番明るい星でも三等星と全体的に暗く、見つけるのが難しい星座です。日本でこの星座が見られるのは秋です。気になる方は夜空を見上げて見てください。ペガスス星座が見つけられれば、その近くにある「く」の字に曲がった星の列、魚座を見つけることができるでしょう。ではここからは魚座に纏わる話をしていきましょう。

 魚座は古代メソポタミア文明に由来する星座と考えられていますが、はっきりとした神話は残っていません。ただ、どの説でも魚座は紐で繋がれた二匹の魚の姿として伝わっています。魚座の伝説で有名なのはメソポタミアより後、ギリシア時代の神話になります。ではここからその物語をお話していきますね。

 ある日のこと。あまりにもよい天気だったので、神々はオリンポス山の宮殿から出て、ナイル川の辺で宴会を開きました。太陽と音楽の神アポロンが竪琴をかかえ、音楽の女神たちミューズが踊りを舞い、宴会が大いに盛り上がっていました。しかし、そこへ突然生暖かい風が吹き始め、ものすごい唸り声が聞こえできたのです。その声の主は怪物テュフォンものでした。テュフォンと言うのはゼウスの祖母である、大地の女神ガイアが生み出した最強の怪物です。ガイアは可愛い息子たちをゼウスに沢山殺されてしまい、その復讐のためにテュフォンを作ったのでした。テュフォンの体は天まで届くほど大きく、太陽を覆い隠すほど巨大だ翼を持ち、足は大蛇、肩からは百匹の蛇、頭には醜い顔が百個も付いていました。

そして鋭い目からは火を噴き、口からは燃え上がる岩を吐いたのです。そんな怪物に襲われては、いくら神々とは言えただでは済みません。皆我先にと逃げたしました。大神ゼウスは鳥に、ヘラは雌牛となって逃げたしました。また、アポロンは鴉に、リョウニソスは山羊に、アルテミスは猫に、アレスは猪にそれぞれ変身しました。そして、愛と美の女神アフロディテとその息子エロスの親子は魚に変身し、川に飛び込んだ逃げたそうです。その時、二人ははぐれないように、しっかりとお互いの尾と尾リボンで結んでいました。この姿が面白かったゼウスが後に星座にして空に上げたのが、魚座と言われています。

 さってゼウスですが、一度はテュフォンから逃げ出したものの、神なりを天に引き返し、怪物へと立ち向かいます。それからゼウスとテュフォンの激しい戦いは大地を震わせ、海は大きく波打ちました。そしてとうとうゼウスは激しい攻撃にテュフォンも逃げ出します。テュフォンがシチリア島まで逃げてきたものです。ゼウスは巨大な山を持ち上げるとテュフォン目掛けて投げつけ、その下に閉じ込めました。こうして出来たのがシチリア島のエトナ山です。エトナさんが時々噴火するのがテュフォンが山の下で大暴れをしているからだと言われています。

 ところでもう一度魚座の姿を思い出してください。二匹の魚に変身してもお互いの尾と尾結んで愛する人と離れまいと懸命ニなった女神アフロディテとその子エロス。この子供別名をキュービットとも言います。美の女神と愛のキュービット、そんな二人がリボンで固く結ばれるなんでロマンチックじゃありませんか?もしかしたら魚座生まれたの人もまたロマンチックなのかもしれませんね。

 以上、魚座の物語でした。